【「10年後の仕事図鑑」堀江貴文×落合陽一】レビュー

25万部突破の書籍「10年後の仕事図鑑」では、
これからの働き方、なくなる仕事や生まれる仕事、お金の未来まで
堀江貴文さんと落合陽一さんの考えが詳しく記されている。

本記事では書籍内の「これからの働き方」にフォーカスし、
進路に悩む10代や、将来に不安を抱える20代、子供の教育のヒントを探している親御さん向けにまとめた。

“自分自身に価値をつけフォロワーを獲得せよ”(落合)

名門大学を卒業し、大企業に就職して、結婚し家族を持ち、家や車を買って、
退職後は年金で悠々自適な生活を送るといったことがみんなの幸せだと思われていた時代が終わりつつある。
時代は変わった。「自分しかそれをやっていない」ことを追求するのだ。
誰かに先を越されたくないとか、先を越そうなど競争せず自分の欲求に向き合い追い続ければいい。ただ愚直に自分につけられる価値を付けていけばいいのだ。

“遊びに没頭しろ”(堀江)

これからは「労働」しなくても「遊び」でお金を稼ぐことができる。いやいや、そうはいっても成功する確率は高くないだろうと思うかもしれないが、誰でも「遊び」でお金を稼ぐことができる。ユーチューバー、ブロガー、インスタグラマーはここ数年でできた仕事であり、彼らの多くは金儲けのためにやっているのではない。
成功している彼らの共通点の一つに「作業に没頭している」ということが挙げられる。
そこには「頑張る」「イヤイヤする」といった意味は含まれない。何事も、好きだから没頭するのではなく、没頭できるから好きなのだ。
また、共通点の二つ目は、「思いを持って発信する」ということだ。ノルマで仕方なくやるわけでもなく、自ら没頭していることを発信したくて発信する。下手でもいいから「熱さ」が伝わるものでないといけない。

好きなことを見つける際に重要なのは、収支などの打算を捨てて考えること

それが仕事になるか、ペイするかなんてわかる人はいない。稼いでいるユーチューバーもインスタグラマーもブロガーも、始めたばかりのときは未来が見えていなかったのだ。
打算を捨て、「いま」没頭できることを探すのだ。

“イカれた就職システムから脱出せよ”(落合) “大企業信仰なんてさっさと捨てろ”(堀江)

誰もが同じレールを歩み、外れている人が失敗するなんて価値観が21世紀になってもなお存在する。きっと、世間体というものが邪魔していることもあろう。企業に属している状態がいいのだ。自分でルールを作る人生ゲームか、決められた人生ゲームを生きるかなのだ。

“お金を貯めずに、信用を貯めろ”(堀江)

そもそもビジネスとは信用の上に成り立つ。お金は本来信用や価値の交換品でしかなく、お金自体に価値があるというわけではない。だからといって八方美人になれというわけではなく、わかってもらえる人にだけわかってもらえばいい。SNSのフォロワーがいい例だ。自分についてきてくれる良質な人間関係を築けばいいのだ。

「スナチャ」の感情のシェア

Snapchatの開発者、エヴァン・スピーゲル氏は、「重要なのは楽しさだ」と語っている。楽しい、嬉しい、幸せといったポジティブな感情は、それがいいと思う賛同者が集まりやすくなる。賛同者との間に共感を通じて信頼関係を構築できたら、お金はいつでも生み出せるようになる。

“『遊ぶ』『働く』『学ぶ』の三位一体の生き方”(堀江)

遊ぶこと、働くこと、学ぶことに区切りを設けず、人生における行動全てがその3つとも解釈できることをしなさい。一つのことのみならず、100人に1人しかやらないことを仮に3つやるとするならば、100×100×100=1,000,000分の1の存在になる。ニッチを究め、遊び倒す人生を生きよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
みなさんが、一旦立ち止まり現状と向きあう時間を作り、今後のヒントになりましたら幸いです。

書籍紹介

「10年後の仕事図鑑」

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